2011年8月27日土曜日

ゼロから達成まで 

本日、20日からのバンクーバーに来ていたお客様が日本に戻りました。 この方々は何百年も続く京都のお茶の製造メーカーの社長様達です。 彼らの渡航の理由は、私たちが作り上げた商品の北米での品評会で1位、2位を取った為です。  この話しは直接合気道には関係しませんが、自分の可能性を信じて、物事にチャレンジすること、そして慈しみと思いやりの心をもち、正しい道を進むことで、必ずWINIWINの関係が自分、そして回りにいる仲間、社会に訪れることを示しているのではないかと思い、少し触れてみます。


私たちは今から6年前にカナダでDOMATCHA(道抹茶)という抹茶のブランドを立ち上げました。

「名前の由来」

このDōMatchaのDōは日本の道と意味からきております。 日本国には古来より、武道、茶道、華道、など様々な営みに一つの道という筋(道筋)を持たせたということが日本の様々な芸能や文化に芸術性を持たせ高めたと言っても過言ではありません。(故)新渡戸稲造氏が日本人を世界に紹介した著書(武士道)でも日本人の生き方を道として表現しております。

私達DōMatchaは日本で生まれた抹茶とその付き合い方によって人が健康に豊かに健全な生活を送れる道として願い、DōMatcha(道抹茶)と名付けました。

上記のようなコンセプトを軸に6年間、日本とそして北米のチームで信頼し合いながら頑張ってきました。 背伸びをずに、目の前にある事をそれぞれの役割が確実にこなす。 その小さな積み重ねが強い絆を作り、そして商品に出会う人々に信頼と品質、確かな信用を作り出してきました。 

何もないところから商品を作り、そのネーミング、デザイン、販売計画、流通システム、カスタマーサポート、生産管理の組立て、今では北米1000店舗を超える小売店舗で取り扱われまでになり、そして北米で1位の称号を受ける事になりました。


我々の学んでいる岩間神信合気道も伝統ある技術の継承、そして合気道を通じて精神と肉体の健全化と社会貢献など、強くなるためだけでは無く合気道で学ぶ事が即社会生活につながると私は思います。  入門した時は何もわからなくても、師匠、先輩、周りの仲間、そして自分を信じて稽古する事によって技はもちろんの事、人としても大きく成長していきます。  

何事も真摯な心で取り組む事がとても大切なことだと改めて実感した数日間でした。

パーティーでの写真を少し掲載します。
※ 写真:Keiko Ai Imaizumi
www.keikophotography.com



バンクーバーよりボルテーズアイランドへ
水上飛行機で15分のフライト


DOMATCHAのパートナー
ジョン社長の自宅へ



ジョン社長宅にて昼食会




DOMATCHAのブレンドをしたティーマスター
繁田氏、京都老舗茶メーカー、松北園、堀田園
イエールタウンBRIXにて



チームDOMATCHA(北米&日本)



DOMATCHA創立メンバー
左、繁田夫妻、中央、仙北谷、右、ハリソン夫妻