カナダバンクーバーに7月14日に戻ってきました。 バンクーバーは少し肌寒く、皆長袖にジャケット姿にびっくりしました。 こちらに着いてからはこれから2ヶ月の生活の準備と稽古のスケジュールのすり合わせで、15日、16日とあっという間に2日間も使ってしまいました。
今日はバンクーバーの葵という武道具店に刀を見に行ってきました。 この店では剣道関連の道具と居合刀、木剣、杖などを扱っておりました。 木剣は福岡から仕入れているようですが、重さ、長さなど岩間合気道の稽古にも十分使用できるレベルでした。 また、杖は岩間の杖よりも少し太めで重みがありました。 外人使用なのでしょうね。
真剣もオーナーより見せていただきました。 これは中国で作らせた玉鋼の真剣とカーボンスチールの真剣でした。 こちらでの試し斬り稽古ではカーボンスチールの真剣を使うようですね。 硬さがあり、斬るだけの稽古には適しているのだと思います。
9時にグレッグと自宅前で待ち合わせをし、葵武道具店で稽古道具を仕入れ、11時から刀術の稽古を行いました。 11時ー13時までみっちりと稽古をし、汗を流しました。 参加者は私、グレッグ、ルーイの3名でしたが、とても気合の入ったいい稽古でした。
武道の基本は心と技と体の鍛錬です。 厳しい稽古行うからこそ、心と体が禊がれ、そこに求めるものを見いだせると私は考えます。 カナダ人である彼らの武道に対して接し方、追求する姿勢には関心いたしました。
こちらも真剣に彼らの熱意に応えるような指導が必要とつくずく感じた1日でした。
火曜日19日は朝7時ー8時半まで、仕事前の朝稽古を行います。 次の日本の武仙会の稽古は木曜日ですね。 日本側のメンバーとの合同稽古を楽しみにしているようですので、日本側も高村さんを軸に気合を入れて稽古を続けてくださいね。
グレッグさんが働く法律事務所(27F)からのバンクーバーダウンタウンの景色。